かなざわ女子カメラ部、第6回テーブルフォト講座を開催しました。
少し肌寒くなってきた中で、じっくりと写真に向き合えそうですね。
テーブルフォト講座(座学)
最初は座学。
光と人の関係によってどう見えるか、ということから
料理を撮る場合、何を引いて何を足すかも重要になってくること。
自分の中にあるイメージに近づけるために
設定を変えていくことなど解説いただきました。
一番大切なのは、光です。
ポイントは、光のむき
・順光(前から)→メリハリや色がしっかりつくが平面的になりやすい
カメラマンの影が入ってしまう
・逆光(後ろから)→弱めの逆光なら優しい印象、強めならドラマチックになる
・サイド光→立体的な表現がしやすい
構図
垂直や水平に気をつける
周りの背景を整える
50mm、80mmで撮影すると歪みは少ない
100mmだとちょっと離れて撮影する
ワークショップ
そして実際に撮影してみました。
会場の照明が意外にも明るい、
背景の色によって撮りたいものにどうやってライトを当てるか
など、試行錯誤しながら撮影してみました。
レトロなカメラや、果物、アクセサリーなど4ヶ所に分かれて撮影。
最後に、先生が撮った写真をも出していただいて、撮影の編集方法についてのレクチャー。ピントをどこに合わせるかなどの解説をしてもらいました。
講師紹介
今回の講義をしてくれたのは、中西優先生です。
中西さんのオフィシャルサイトより引用させていただきます。
オフィシャルサイト
撮影依頼・写真教室についてはホームページ「M’s photography」
10代~30代の若者を中心に人気を集めるカップル&フレンズ、
ファミリーフォト撮影サービス「Lovegraph」北陸カメラマンも担当
→ Lovegraphページ
中西 優/Masaru Nakanishi
1982年京都府宮津市生まれ
石川県金沢市在住
金沢を拠点に石川県内や北陸地方で撮影。金沢の歴史と文化が残る街並み、豊かな自然をとらえた風景写真を中心にポートレートやイベントの撮影を続ける。
フリーランスフォトグラファーとしては、雑誌インタビューやホームページ用撮影を中心に、イベント撮影・冠婚葬祭の撮影を幅広く行う。
また、写真教室の講師として初心者から中級者を対象とした実践型教室も開催。
まとめ
今回の授業も前回に続き、プロカメラマンの工夫を惜しげもなく教えてくださる内容でした。
実際作品撮りをするときに、何枚も撮影したり、失敗を繰り返しながら、イメージ通りに仕上げていく道筋が理解でき、みなさんも難しいながらも、持ち帰るものが多かった内容だったと思います。